土曜の深夜にNHKをつけたら宇多田ヒカルの特集番組が流れていた。
別にファンじゃないし、CDも買ったことない。デビュー時のインパクトは強かったし良さもあるとは思うが、アルバム700万枚売るほどか?と思う。そういや妹と同い年だったな。
それでも休業のニュースはちょっと目を引いたし、ライブのUstream配信は残業で途中からしか見れなかったので、チャンネルはそのままにすることにした。



ラストライブの映像も挿入されていたが、本人も語っている通りライブ慣れしていない、あまりにも普通に歌い過ぎていてライブらしさが感じられず、はっきり言えばライブ下手。特に煽りはぎこちなく下っ手だな~と思ってしまった。
一方、曲の方は新曲の Goodbye Happiness(自分でプロデュースしたというPVも良い出来)にも見られる様に初期のR&Bから離れ幅が広がり、最近は編曲も自らこなすようになるなど曲作りの面ではセンスあると思う。「ライブで歌う」ということよりも「曲を作る」ということに関心が向いているタイプなのだろうか?


面白かったのはトークの内容。特に、小さいころから音楽を職業にしたいと思っていたわけではない、という話。両親が音楽活動に情熱を向け過ぎて車売ったりアパートと契約できなかったりと生活費に支障をきたす様子を間近で見ていたため、自分は安定した職につこうと子供心に思っていたとか。へぇ~、意外。

また、若くして音楽業界に身を投じてしまったため、常に周りからサポートを受けるのが当たり前になってしまい、一人で何もできない人になってしまうという危機感も休業する理由の一つだという。

これまでもテレビで何度か見ていたが、若くして大成功したのに浮世離れした感じが全くなく地に足が付いている。また、この業界の人っぽい「夢があるぜ!」「沢山の人に聴いてもらいたい!」「成功してみせるぞー」みたいなガツガツした欲や意志の強さ、上昇志向みたいなものが一切感じられない。才能でここまで来ちゃった、という感じ。
ライブも積極的な方ではないし、曲作って歌詞書いて歌うという一連の作業そのものが第一で、もちろん聴きたいという人がいれば聴いてもらいたいだろうけれど、聴いてもらおうと必死になるわけでもなく音楽活動が自分の中で完結しているイメージ。下積み時代もなく、落ち目を迎えた時期もないからこその余裕なのだろうか。もちろん、これから休業しようというのもあるかもしれない。
もしも仮に売れなくなり契約を切られたりしても、OLとかやりながら週末のインディーズ活動でもして、聴いてくれる人がいようがいまいがこれまで通り音楽やってそう。いや、本当のところはどうだか分からないけどさ。

自分の才能に潰されたり、才能に溺れダメになるものも少なくないが、宇多田はそんなことはなさそう。やっぱり天才なのかも。
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