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長らく当ブログのメインコンテンツである「ロックだぜ!鬼束ちひろ」をご愛顧いただいた皆様へ重大なお知らせがあります。


当ブログ管理人を務める私ミツすけは、鬼束ちひろ公式ファンクラブ「Welcome To Butcher Club」への入会を果たしてしまいました。大変申し訳ございません。


思えばここ数年の鬼束ちひろの奇行は「このようなメンヘラ歌手からは早く卒業してエ○ザイルでも聴いて若くて可愛いギャルと仲良くなってリア充になれ」という神からの思し召しだったのかもしれません。それを鬼束ちひろの奇行を面白おかしくブログに取り上げるだけに飽き足らず、あろうことか公式ファンクラブへ入会してしまうとは、神もさぞ呆れ返っていることでしょう。

しかしそれでも私は入会せずにはいられなかったのです。ここでその顛末をお話致しましょう。それはそれは長く苦しい旅路の果てに続く物語、褪せない物語なのです。


18時半という鬼束ファンの大部分である社会人に厳しい時間設定に合わせ中野サンプラザへ向かう。中野サンプラザといえば2年半前にはあの惨劇が行われた舞台だ。今年4月の三井ホールでは復調を見せたものの、そこは鬼束ちひろ、いつまた調子を崩すかは油断できません。期待が過度になり過ぎないようにと戒めながら席に着く。

オープニングはCage。チェロ、パーカッション、そして富樫春生の激しいピアノに合わせ体を揺り動かし深く沈みこむ鬼束だが、どうにもその姿がぎこちない。
Castle imitation嵐が丘も同様のぎこちなさと低音の弱さが目立ってしまった。何よりこのシュールで荒ぶる激情と今の鬼束の間に大きな齟齬を感じてしまった。

しかし一方で眩暈MAGICAL WORLDといったスローな曲では安定した歌唱を披露。特に若い頃にはなかった温もりのある声がCallを包み込んでいた。

新曲の碧の方舟を聴いてふと思い出した。鬼束ちひろのAメロ歌い出しが好きだ。

 言葉にならない夜は
 貴方が上手に伝えて
 絡みついた生温いだけの蔦を幻だと伝えて
 (流星群)

 時計は動くのをやめ
 奇妙な晩餐は静かに続く
 何かを脱がすように
 (私とワルツを)

 裏付けられたものが欲しい
 バランスを望むわけじゃない
 私はまだ死んではいない
 (Angelina)

 私は私を愛せないまま
 いつでも次のページを捲るから
 また一つ季節を見落とす
 その途中に貴方がいた
 (MAGICAL WORLD)

 時間よ止まれ
 この手に止まれ
 一縷の雨は途切れて消える
 (蛍)


どれ一つとして意味はよく分からない。それでも静かに始まる僅か数秒間のフレーズに込められた孤独や消失感、焦燥が伝わってくる。中野サンプラザでこの碧の方舟の歌い出しを聴いた時に思った。ああ、鬼束ちひろだ。紛れもなく鬼束ちひろだ。

後半のBORDERLINE辺りから徐々にではあるがボルテージが上がっていくのを感じる。MAGICAL WORLD帰り路をなくして流星群では誰かと過去の記憶を共有しているような、そんな胸を締め付けられる思いがした。

花岡なつみに提供した曲のセルフカバーとなる夏の罪。花岡版も決して悪くはなく鬼束への敬意を感じるのだが、全日本国民的美少女コンテスト受賞の19才からは隠せない希望の光を感じてしまう。
鬼束ちひろも元々は美人で音楽の才能を持ちさらに巨乳に恵まれながらも、何をどう間違えたのか最初から絶望を背負ってしまった。手にした栄光を自ら投げ捨てドギツイ化粧を塗りガラガラ声で歌いイナゴ喰って全てを失うくらいでないと表現できないのだろうか。『続け物語 褪せない物語』とは鬼束ちひろ自身の物語なのだろう。

good bye my love。事前にyoutubeの公式MVで聴いていた。声はかなり戻っているものの、曲にも歌詞にも殆ど引っ掛かるものがなかった。この日、生で聴くまでは。
何も感じなかった筈のこの曲が耳を掴んで放さないのだ。CD音源を軽々と超えてくる鬼束ちひろ、待ち望んでいた鬼束ちひろが戻って来た。疑り深いこの俺が鬼束ちひろ完全復活を理解した瞬間だった。

そして最後の月光。聴いたはずなのになんだか記憶が飛んでいる。気付けば鬼束ちひろと3人の演奏者が壇上で「礼!」の号令に合わせお辞儀をし、手を振り舞台袖へと消えていった。

スロースターターではあったし、低音の出は時に厳しい部分もあり、演奏との噛み合い(特にパーカッション)も今一つ、さらには音響も良くなかった。ただそれを補って余りある後半の出来、特に3つの新曲の素晴らしさには、これまでの鬼束ちひろだけでなく、これからの鬼束ちひろへの期待を持たずにはいられなかった。

鳴り止まない拍手、終演後の新曲CD販売に並ぶ長い長い行列、帰宅後新曲を繰り返し聴きながら入会手続きをする私、その光景がこの日のステージを物語っていた。

どうやら私はこの人の曲がなければ生きていけないようです。
その人の名は…

そうです。鬼束ちひろです。

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タグ:ライブレポ 鬼束ちひろ 

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